泳ぐ時のワンポイント(腕の位置)

水泳は身体のどの部分も地に着かずに、水中に浮いた状態で行われるスポーツです。
その為、水と接する部分の、力の入れ方伝わり方でどれだけ前に進めるのかが変わってきます。
がむしゃらに力を入れれば良いということではありません。
入れ過ぎると疲れる…入れないと身体が沈む…等々
力の入れ方ひとつで、効率の悪い泳ぎになってしまうこともあります。

 

では、早速ですが皆さんはキャッチからプルまで身体のどの位置を掻いていますか?

 

実は人間の身体は、胴体に近ければ近いほど強い力を発揮できる構造になっています。
腕も一緒です。重いものを持ってみると実感しやすいと思うのですが、重いものを持った腕は、身体の前に伸ばす(胴体から離す)ほど重く感じ、曲げる(胴体に近づける)ほど軽く感じます。

このように、人間の腕は『胴体から離れれば離れるほど、力を発揮できなくなる』のです。
つまり、速く泳ごうとするならば、なるべく身体の近くで水を掻くようにすることが大切だということです。


そうすることで、思いきって力を入れたとしても、力の伝わる効率が良いので、その分、前に進むための推進力が生まれます。
同じ疲れ方でも、タイムを短縮できたり、進む距離が伸びると自分の成長が実感できて嬉しいですよね!

皆さんも是非試してみて下さいね。


◇おさらい◇
・腕は胴体から離れれば離れるほど、力を発揮しにくくなる。
・手の掻く位置は、出来るだけ身体の近い位置を意識する。
・泳ぎに変化を加えたことで、何が変わったのかを考える。

1988年、京都府生まれ。大学時代では競泳選手として、日本選手権ファイナリストとなる。五輪出場を目指し、北京五輪代表選考会に出場。競泳引退後、教育機関を経て、現在はトライアスリートやマスターズスイマー、キッズスイマーへの水泳指導にあたる。メディアを通して、スポーツ愛好家の方の「生活の質(QOL)」の向上を目指し、「JUICE」の著者を務める。

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