現代は「ストレス社会」なんて言葉をよく耳にします。
ストレスが、身体や精神へ及ぼす影響や問題もよく耳にします。
ストレスとはなにか?ストレスとは、体に悪いものに限るのか?
ここではストレスに関する内容を紹介していきます。
ストレスに対して理解をすることで、日常生活で直面するストレスへの対処も変わってくるかもしれません!
目次
◇ストレスとは?
ストレスとは大きく分けて、「身体的ストレス」と「精神的ストレス」に分けることができます。
そして、身体的ストレスは、外部からの刺激により起こる「外的ストレス」と、自身の生活や内面から起こる「内的ストレス」
精神的ストレスは、社会生活から生まれる「社会的ストレス」と自身の心理的要素から生まれる「心理的ストレス」に分かれます。※下記表を参考にしてください。
▼身体的ストレスの原因

▼精神的ストレスの原因
この表からわかるように、ストレスとは、あらゆる場面で、あらゆる原因によって生まれてくるものであり、人は、日々ストレスに直面し、生きているということになります。
◇ストレスが体に及ぼす悪影響
ストレスは人間の体に様々な影響を及ぼします。強いストレスや継続的なストレスは、体に「悪い影響」を及ぼし、体の不調や病気に繋がる場合もあるのです。
呼吸の乱れや血圧上昇、肩の凝りや食欲不振・過食、疲労感などがストレスの症状と言われます。
また、ストレスと関連する代表的な病気は「心身症」と呼ばれ、心身症には次のようなものがあります。
美容面にも影響があり、肌のハリやツヤが減り、若々しく見えなくなることにも繋がります。またストレスは免疫力を低下させるとも考えられ、強いストレスを感じている場合には、風邪などによる体調不良や口内炎などになりやすいと考えられています。
◇ストレスが身体を活性化させることも!?
しかし、ストレスが必ずしも身体にとって悪影響を及すとは限りません。
交感神経優位の状態をつくることにより、スリープ状態(リラックス状態、安静の状態、眠った状態)から、活動しやすい状態へ変化させる役割があります。
・筋肉の緊張
活動の準備に繋がります
・呼吸数の増加
身体にたくさんの酸素を取り込む
・心拍数の増加
身体中に血液を送るために
交感神経優位の原因は、適度なストレスがかかることです。
適度なストレスとは、叶えたい夢や達成したい目標を持つこと、もっとこうなりたい、ああなりたいという気持ち持つことなどをイメージしてもらえれば良いかと思います。
しかし、あくまで「適度に」を忘れないでくださいね。
これらの変化が起こることで、悪影響と考えられがちな「ストレス」から、体が活動しやすい状態になり、活性化に繋がると言えます。
物事に取り組む際、適度なストレスを意識した方が、活動的になったり、継続力が増すのではないでしょうか!?
